こんにちは

愛知県弥富市　ひざ股関節専門
みずはる接骨院　院長の水野です。

本日は、
「変形性股関節症の末期なのに、痛みがない？」というお話です。

４～5年前から、当院に来ている患者さんのお話です。

患者さんは自分のことしか知らないので、
こんな患者さんもいるんだと参考に
してください。

この患者さんは、
15年以上前に変形性股関節症で
手術を勧められていました。
現在、60代の女性の方です。

足の長さも左右で２ｃｍくらい違うので、
レントゲンだけで判断すれば
どこのお医者さんも
間違いなく手術をすすめると思います。 

足の長さを揃えるために、
片側の靴底を高くする補高をして歩いています。

手術は怖いということで、当院に来られました。

当院に来る前は、
旅行や遠出するときは車椅子も持ってでかけていたんです。 

当院で施術を受けられ
日常生活ではほとんど痛みなく生活できるまでに回復しました 

時々腰やおしりに痛みがでますが、
電車に乗って、お友達と外出もしています。

この患者さんが良くなった要因の1つに
可動域の改善が挙げられます。

変形性股関節症の症状には
痛み以外に

可動域が狭くて

• 靴下が履けない
• 爪が切れない
• 脚が上がらないから車の乗り降り
• 階段の上りが辛いなどの

症状で困ってしまう方が多いんです。

この患者さんの場合
変形の末期で脚の長さが２ｃｍ違っても
可動域が確保できたので

日常生活では困らないまでに回復しました。

変形性股関節症と診断された多くの方が
施術を受けず
薬や湿布で様子を見るだけ

少しづつ可動域が狭くなり

徐々に靴下が履けない
爪が切れない
脚が上がらなくなります。

これ以上脚を上げると痛みが出るということを
脳と体が覚えてしまいます。

例えば、
100度以上、脚を上げると痛くなると脳が記憶すると、
痛みの出ない100度以下で生活するようになります。 

そのうち、90度までしか上がらなくなり
90度以上、脚を上げると痛くなると脳が記憶します
痛みの出ない90度以下で生活するようになり

気づいた時には
徐々に脚が上がらない状態になってしまいます。

可動域が狭くなると
痛みも強くなり
日常生活でも出来ないことが増え

最終的に手術しか選択肢がなくなってしまいます。

そうなる前に
薬や湿布以外にも
股関節の施術を受けて下さい。

私は手術が絶対に駄目という考えはありません。

病院に勤めていましたので多くの方が
人工股関節手術を受けて、
元気になる人を沢山見てきました。

しかし多くの方が
出来たら人工股関節手術を受けたくないと思いますし

手術を受けなくても大丈夫な方もいます。

手術になるまで、薬や湿布で様子を見るだけで
徐々に痛みが強くなり
可動域も狭くなり

手術になるまで
症状の悪化をただただ待つだけという事に
疑問を感じてしまいます。

骨や関節も重要ですが
骨や関節以外にも
筋肉や筋膜、神経

歩き方や動き方など体の使い方に着目して
施術をすることで症状が改善しますので

このブログを最後まで読んでくれた方は、
湿布や薬だけで
様子を見ながら
手術をただただ待つというのは
今日で終わりにしてください。

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