股関節が痛くて病院に行く。

レントゲンを撮ってもらい、
医師から「レントゲンでは、骨には異常ありませんね」
と言われ、
薬と湿布で様子を見ていませんか？

骨に異常がないなら、
私の痛み「何が原因なの」と
痛みが改善せず悩まれている方が、
多いんです。

そこで、今回の記事では、
レントゲンでは異常がない人に
多く見られる、
痛みの原因を解説していきます。

原因の1つ目は、姿勢が悪くなっていないですか？

２つのパターンが考えられます。

１つ目は、
腰が反っていて、
内股になっている人。

２つ目は、
猫背で、腰が丸くなり、
猫背でガニ股の人。

これらの姿勢を長年とり続けていると、
腰や股関節周りの筋肉を
片寄って使うようになってしまいます。

過剰につかってしまう筋肉（ガンバリ筋）と、
使えない筋肉（サボり筋）が出てきます。

最近は、ガンバリ筋とサボり筋と、
言われています。

筋肉をバランスよく使えなくなるので、
痛みが出てしまいます。

ご自身の姿勢はいかがですか？

原因の２つ目は、歩き方が悪くないですか？

姿勢とも関連してくるんですが、

腰が反っていて、
内股になって歩く人は、
身体がペンギンのように
揺れている可能性があります。

靴底を見ると、
内側が擦れているかもしれません。

猫背で、腰が丸くなり、
猫背でガニ股で歩く人も、
横揺れが多くなります。

靴底を見ると、
外側が擦れているかもしれません。

内股もガニ股歩きも、
股関節に負担がかかってしまいます。

レントゲンでは異常が無くても、
股関節を動かす筋肉に負担がかかります。

姿勢と歩き方が悪いと、
股関節を動かす、筋肉や筋膜に負担がかかるんです。

例えば、
猫背姿勢でスマホを見ていると、
首の後ろに筋肉が張って肩がこったり、

腰を曲げ前かがみで作業をしていると、
腰の筋肉が張って腰痛になったりするのと同じです。

筋肉や筋膜はレントゲンには写りません。

つまり、「レントゲンでは、まだ骨や関節には異常が無い」ということなんです。

この骨に異常が出ていない段階で、
姿勢と歩き方を改善し、
筋肉・筋膜を整えることが大切なんです。
 

「骨には異常がない」と言われ、
症状も良くなったり、
悪くなったりを繰り返します。

姿勢や歩き方が悪いまま、
何年か過ごして、痛みが悪化、
再びレントゲンを撮ると
今度は、
「軟骨がすり減っています。変形性股関節症です」
と診断されるかもしれません。

変形すれば、
関節の動きは、更に悪くなってしまいます。

姿勢や歩き方も、さらに悪化します。

筋肉や筋膜に負荷も増し
日常生活で困ることが増えていきます。

レントゲンで異常が無い今こそ、
薬や湿布で様子を見るのではなく、

股関節に詳しい先生の元、
治療を受けて下さい。

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