「膝の痛みの原因は太り過ぎです」
「ダイエットして膝への負担を減らしましょう」
「太り過ぎだと膝の痛みが治らないですよ」

と、お医者さんに言われたり

「もっと運動したら？」

と、家族に言われたり

「若い頃より10ｋｇ増えたから膝が痛いんだ」

と、思って悩んでいませんか？

いろいろなところで
いろんな方に言われて
痩せなければいけない。

と考えてみるものの
「膝が痛いし運動ができない．．．」

「運動しないとひざの痛み治らない．．．」

と日々葛藤されて

「あーでもないこーでもない
と,お菓子を食べながら
「明日から頑張ろう」と
先送りしていませんか？

悩んで眠れず、膝の痛みで眠れず
自然治癒力も下がり、
ストレスだけがたまり

自己嫌悪になる

悪循環．．．

「大丈夫です。安心して下さい」
膝が痛い方（変形性膝関節症）に向けて、
ダイエット方法をお伝えします。

「減量するぞ！」
と考えて、

ひざに痛みがある人が、
ウォーキングや筋トレを頑張ると
場合によっては、
膝の痛みが悪化したり
症状が長期化することがあります。

運動量を増やすのは一旦、
頭の片隅に置いておいて下さい。

まずは、
自分の食行動を見直しましょう。

ズバリ！
「太っているということは、単純に【食べ過ぎ】です。
そこに至るまで、無意識のうちに必ず太りやすい行動を取っています。
その行動に気づいて意識を変えていけば必ず痩せられる」

（参考：ダイエット外来の医者が教える　成功率99％のやせ方　工藤孝文著）

あなたも、無意識に太るためにしている行動があるはずです。

それを、思い当たることを全部、
紙に書き出してみましょう。

太るためにしている行動
食行動を
思い当たるだけ、
全部
書き出してみましょう。

恥ずかしながら、これらは以前の私です．．．。
挙げだしたら、きりがありません。
 

あなたも、買い出した中から、
まず１つ改善できそうなものを選んで下さい。

これなら3ヶ月は続けられるというものを、
まず1週間やってみましょう。

例えば、

• ジュースが好きな人は1週間やめてみましょう。
• ジュースのかわりにお茶にしてみましょう。

それが、
1週間できたら、
もう１つ２つと増やしていくことで、
太るためにしていた行動が減っていきます。

• 炭水化物（ご飯）を夜だけ、半分に減らそう。とか
• ゆっくり30回噛んで食べよう。とか
• お菓子を15：00以降は食べないようにしよう。とか
• 寝る２時間前までにご飯を食べ終えよう。とか

自分のできること、
続けられることを選んで、
やってみて下さい。

そうすることで、食行動に変化が現れます。

糖質制限が良いって聞いたから、
今日から、「ご飯もパンも食べないようにしよう」としても、
3ヶ月続けることは難しんです。

制限すればするほど「ご飯食べたい・・」と思って、
どか食いしてしまいます。

そんな自分が嫌になる「自己嫌悪」

ダイエットが続かない原因のひとつが「自己嫌悪」です。

自分には「ダイエットは無理だ」と、
また元の生活に戻ってしまい、
リバウウンドする。

ダイエットは少しづつの積み重ねです。
一気に痩せようとすればするほど、
無理をするので続きません。

ちょい難（むず）くらいを積み上げるのが大切です。
 

今の自分ではちょい難なこと、
簡単なことを続けることで、
食行動が変わりまず。

１か月前は、ちょい難だった
ジューズを飲まないことが
今は、お茶を飲むのが当たり前になっていたら最高です。

膝の痛みが軽減してくると、
自然と日常生活での活動量が増えていきます。

買い物に行くのも辛かったのが、
スーパーの中を歩く量が増えていきます。

イオンなどの大型ショッピングセンターへも、
行ってみようかなぁという気持ちになります。

階段の昇り降りが辛いので、
階段を避けていたのが、
これくらいなら大丈夫と自信を持って
階段を使うようになります。

断っていた外出や、
習い事も積極的に参加するようになっていきます。

そうすると、
自然と日常生活での活動量が増えていきます。

この時点で、食行動も痩せる行動に変わり、
日常生活での活動量が増え、
消費カロリーも上がっているはずです。

ひざに痛みがある方は、
痩せるためには、
運動も頑張って、
食事制限も頑張って、
あれもこれも一気に頑張ってはいけません。

まずは食行動を見直しましょう。

食行動をひとつずつ見直し、
３ヶ月続けられそうなものを、
まず１週間やってみて下さい。

糖質制限が良いから、
今日からご飯は食べないはＮＧです。

膝が痛いのに、
いきなりウォーキングもダメです。

痛みがある状態でウォーキングをすると悪化したり、
​痛みが長期化する可能性があります。

まずは、痛みを軽減するように治療に専念しましょう。

痛みが軽減すれば、
日常生活での活動量は増えていきます。

日常生活での動作が問題なくなり、
さらに、運動をしたいなと思ったタイミングで
ウォーキング、筋トレなどを、
行うようにしていきましょう。

運動も、はじめから無理をしてはいけません。
元々、運動が好きで、
ウォーキングしていたり、
スポーツしていた方は良いですが、

あまり運動は好きじゃない、
スポーツも苦手という方は、
家の周りのさんぽから始めるのがおすすめです。

ラジオ体操も良いと思います。

運動も、はじめから張り切りすぎると続きません。

３ヶ月続けられそうだなぁ
という運動からはじめましょう。

体重が重いとひざに負担がかかります。

「膝の痛みの原因は体重です」
「減量しましょう」
「太り過ぎで膝の痛みが治らないですよ」
「もっと運動したら？」
「若い頃より10ｋｇ増えたから膝が痛いんだ」

と考えてしまうかもしれません。

私の考える優先順位は、

1. ひざの痛みを改善する
2. 食行動を書き出し、３ヶ月できそうなものを１つ選び、１週間続ける。
3. １週間続いたら、もう１つ追加する。
4. 痛みが改善してくると、日常生活での活動量が増える。
5. 運動が好きな方は、運動の再開。
6. 運動が苦手な方は、散歩やラジオ体操など、頑張りすぎない運動から始める。

このように、続けていくと太るための行動だったのが、
無理なく健康的な行動に変わっていきます。
 

体重が減れば、膝の負担も減り、動けるようになっていきますので、

無理せず続けていきましょう。

ひざの痛みが、
改善しない方は、
当院にご相談下さい。
 

一緒に改善に向けて、
取り組みましょう。

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