〒498-0021 愛知県弥富市鯏浦町一反割1番地(国道1号線沿い/近鉄弥富駅から徒歩13分/駐車場:有)
受付時間
日本国内に潜在的な変形性股関節症の患者さんは、400~500万人存在すると言われています。
変形性股関節症とは、レントゲンを撮ると、股関節の軟骨がすり減り、骨のトゲができ変形していく病気です。
症状としては
症状が出現したからといって、初期のころからレントゲンを撮ると、軟骨が無くて、変形が強い末期状態ではありません。
症状も、痛みが強くて、股関節が動かせない、歩けない、眠れない、このような最悪な状況ではありません。
徐々に軟骨がすり減り、数年、数十年かけて変形が進んでいき、症状も悪化していきます。
そして最終的には医師から「人工股関節手術しか治す方法は無い」とい言われてしまうのです。
この記事では、股関節の症状やレントゲンの変化を【前期・初期・進行期・末期】と4期に分けて解説しいていきます。
この記事を読んでくれている方が、今の状況と照らし合わせ、進行しないように、股関節の治療やケアを続けていただければ幸いです。
【前期】
レントゲンを撮ると、
医師からは、「骨には異常が有りません」または「かぶりが浅いですね」と言われます。
【症状】
痛みは軽度で、「違和感」や「重い」「だるい」という表現をされる方が多いんです。
【可動域】
ほとんど制限はありませんが、左右を比べると、開脚しにくかったり、しゃがむ時にソケイ部につまりを感じることがあります。元々あぐらができず、女の子座りを好む方もいます。
朝や椅子に長時間座っていると、動き始めに股関節に痛みや違和感を感じる。
階段を昇る時も、違和感や痛みを感じるかもしれません。
【歩行】
旅行などで、久々に長く歩いたりすると、痛みや違和感・重だるい感じがします。
当日は問題なくても、翌日・翌々日に症状がでる場合もあります。
【筋力低下】
ほぼなし
【年齢】
20~40代
【初期】
レントゲンを撮ると、
医師からは、「関節が少し狭いですね」「変形性股関節症の初期ですね」と言われます。
「今すぐじゃないけど、いつかは手術が必要ですね」と言う医師もいるかも知れません。
【症状】
痛みを感じる頻度が増え、動きの制限が出てきます。
【可動域】
靴下や爪切りはできるが、制限を感じてきます。
股関節が上がりにくく、開脚するのも制限を感じます。
前期と同じように、朝や椅子に長時間座っていると、動き始めに股関節に痛みや違和感を感じる。
階段を昇る時に、痛みを感じるかもしれません。
【歩行】
屋内は大丈夫だけど、
屋外、ショッピングモールや長い距離を歩くと、股関節や太ももに痛みがでる場合があります。
脚を引きずってしまうということが、時々起こってくるかもしれません。
前期の段階より、歩いていると痛みが出現するまでの距離が短くなったり、痛みを感じる頻度や痛みの強度が増してきます。
【筋力低下】
あり
【年齢】
30代~
【進行期】
レントゲンを撮ると、
医師からは、「手術を検討する段階です」「関節の隙間がありません」「骨のトゲが出ています」「骨と骨がぶつかっています」と言われます。
50歳以下の患者さんの場合、「将来手術が必要ですが、年齢的にもう少し様子を見ましょう」と言われるかもしれません。
【症状】
毎日のように、痛みを感じるようになります。
寝ていても痛みがあり、寝返りで目が覚めるかもしれません。熟睡できず、ストレスがたまり、「手術をするしかないのかなぁ」と、悩まれるかもしれません。
【可動域】
あぐら、爪切り、靴下を履くのが困難です。
床にあるものを取るのも困難で、脚を後ろに引いてものを取ってしまいます。
車の乗り降りは、股関節の動きが悪いので、手で支えてあげないと脚が上がりません。
床に座ったら、立ち上がるのが困難で、支えが必要になり腕の力に頼るようになるでしょう。
【歩行】
脚を引きずり、体が揺れ、歩幅は狭くなります。長い距離を歩くのが困難で、外出の頻度も減ってきます。
買い物に行くのもつらく、なるべく買い物に行かなくても済むような引きこもりの生活になってしまいます。
杖を使用すると多少歩けますが、休みながらしか歩けなくなってしまいます。
仕事が続けられず、辞めてしまう方もいるでしょう。
【筋力低下】
あり
【年齢】
40代~
【末期】
レントゲンを撮ると、
医師は、「人工股関節手術しか治す方法は無いですね」と言うでしょう。
年齢が50歳以下だと「将来手術が必要ですが、年齢的にもう少し様子を見ましょう」と言われるかもしれません。
【症状】
痛みが強く、日常生活での制限が多くなります。
家事で立っていられず、掃除ができず、1人ではなかなか大変で、家族の助けが必要になってきます。
仰向けでは寝るのが難しく、横向きでもどこに脚を持っていこうか悩まれている方が多いんです。
当院の患者さんで、股関節が伸びないので、リクライニングチェアで寝ているという方もいました。
【可動域】
あぐら、爪切り、靴下を履くのが困難。
股関節が曲がらないので、股関節を伸ばしたまま、膝を曲げお尻側から靴下を履くようになります。
【歩行】
屋内での歩行も困難になります。脚の長さに左右差が出て、身体は揺れます。股関節の可動域に制限がでたり、バランス能力が低下して歩幅はせまくなり、常に脚を引きずるように歩いてしまいます。
階段の昇り降りが、難しくなってきます。
【筋力低下】
あり
【年齢】
40代~
今回の記事で、股関節の痛みの経過を解説しました。
「私も将来こうなったらどうしよう」と怖がらないで下さい。
全員がこのような、経過をたどるわけではありません。
当院に来る患者さんで、レントゲンは末期の状態で、大腿骨頭がつぶれ、脚の長さが2cm以上違うのに、屋外を30分以上歩ける方もいます。
一方で、レントゲンでは前期の状態で、異常が無いのに、痛みが強くて歩けない、寝るのも辛いという方もいます。
レントゲンの状態が悪いから、痛みなどの症状も強くなるわけではありません。
あくまで、経過・症状を分類すると、このような状態になるということを知って下さい。
ご自身の状態と照らし合わせ、次の段階に進まないように股関節ケアをすることが大切です。
軟骨や変形は、基本的には戻りませんが症状は改善する可能性は十分にあります。
手術になる前に、大切な股関節を守りましょう。
元気な毎日を送りましょう!
YouTube動画でも
ひざ・股関節のお役立ち情報を発信中!
当院は完全予約制で待ち時間ゼロです。
まずはお気軽にお問合せください。
「はい、みずはる接骨院です」と出ますので、
「ホームページを見て予約したいのですが」とお申し付け下さい。
※施術中など、電話に出られない場合がございます。
留守番電話に切り替わりましたら、メッセージに「お名前・ご用件・電話番号」を残してください。折返しご連絡させていただきます。
受付時間:月~金 9:00~18:00
土・日・祝日 10:00~16:00
定休日:不定休
無料駐車場完備
予約日時の、5分前にご来院ください。
時間に余裕を持ってお越しください。
遅刻の場合や場所が分からないなどありましたらご連絡ください。
国道1号線沿い、黒い1軒屋です。
自宅兼接骨院の1階部分が接骨院になります。
気をつけてお越しください
以下のフォームに必要事項をご記入の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。
〒498-0021
愛知県弥富市鯏浦町一反割1番地
国道1号線沿い
近鉄弥富駅から徒歩13分
駐車場:有
月~金 9:00~18:00
土・日・祝日 10:00~16:00
不定休